隣町の市議会議員様から議会選挙中(事務所開所式、出陣式)の空撮依頼を受けました。
スクール中にも指導していますが、依頼を受けても「はい、すぐに行きます!」ではいかないのがドローンの空撮です。
それは、DID地区の確認や航空局への飛行許可、関係各位への連絡、飛行現場や飛行ルートの確認、天候の予測など、緊急事態の対応も含め安全飛行のための段取りは沢山あるからです。
今回、市議会議員様から直接依頼があり、選挙中にドローンという新しい道具を使っていきたい事や、メディア素材としてドローン写真や動画が欲しいとの事でした。
お仕事を頂ける事は大変ありがたい事ですが、難しい点がチラホラ…
①不特定多数の方が集まる選挙会場はイベント上空に該当するため、被写体に寄った撮影はできない。(航空法の問題)
②飛行中のプロペラ音が演説の邪魔になるため、会場近くに無闇に近づけない。(騒音の問題)
③DID地区外だが住宅や飲食店などがあり、また電線が何本も張っている。(飛行エリアの制限)
などなど、他にも大小な確認項目および検討項目が沢山あります。
現に、当日は沢山の人が来てました…
急ぎの依頼でしたが、何度かロケハンや打ち合わせを行い、他のカメラマンの方とアングルの話をしながら事前に当日の形を決めていきました。
当日は様々なことを想定し、安全運航管理者と連携しながら進めました。
着陸後、撮影した動画をカメラマンに見てもらい、無事にOKを頂きました!
絵に完璧に満足頂いたとは思っておりませんが、及第点には至ったかと、、、汗
会場に来られた多くの方に(離れた場所であっても)ドローンを見ていただいたので、結果的に当スクールの宣伝にもなったかと思っています。
多くの方がドローンを正しく使い、事故なく扱えるような時代が来ればと思います。
ご依頼頂き、ありがとうございました。