今回は、当校で使用しているドローンの”バッテリー”についてです。
それは、7月度のドローンスクールでの出来事です。
実技はもちろんドローンを何度も飛ばすのですが、今回お客様が複数いるため機体やバッテリーを連続で使用しておりました。
日によっては複数台を2~3時間連続で使用していたと思います。
「少し酷使しているかな、、、」と思いましたが、然るべき対策を取っているから大丈夫だろうと注意しながら進めておりました。
しかし、気温や日照が強く、使用しているタブレットが熱を持ってしまい使用できなくなるトラブルなどが途中で起きておりました。
また、ドローンはプロペラを電気の力で回すなど、どうしても熱を帯びてしまう構造なので、
放熱性を上げるために様々な工夫がしてありますが、それでも夏場はエラーが出やすくなってしまいます。
こういった環境の中で飛行させる場合、特に気を付けなくてはいけないのが 「バッテリーの取り扱い」 です。
より長く飛行させるために、大容量で高密度のバッテリーを採用しているのですが、
熱や衝撃に弱いという欠点も持ち合わせています。
この辺りはドローンスクールで詳しく説明するのですが、この時期は注意が必要です。
今回のスクール中にドローンが急にエラー表示がでることがありました。
すぐさま着陸させ、エラー表示をみると、、
「バッテリーエラー、セルバランスエラー」
と表示されていました。
バッテリーを取り外してみると、、、
ばっちり膨張していました。。。。
ちなみに、正常な場合は下の画像の様に隙間で向こう側が見えます。
使用期間は2年ほどで、バッテリーの性能上はメモリー効果がなく劣化もしにくいですがスクールで使用する場合連続で使用するので徐々に劣化が進んでいたのかもしれません。
当校では20個ほどで運用していますが、今回3つほど使用後に膨張が見られたため使用を禁止しました。
これで新たに教材が出来たと思いポジティブにいきたいと思います!!
次回のスクールより教材として使用していきます。