ブルーイノベーションが北海道で面白い実験を行ったようです。

「ブルーイノベーションが北海道・当別町で“空飛ぶかぼちゃ”実演 SkyDrive製カーゴドローンで13㎏を配送」

北海道の農家さんが収穫した作物を販売拠点までドローンで運ぶという実験です。

約30kgの荷物を運ぶことができる物流用ドローンを使って重量野菜(かぼちゃ、大根など)を運ぶわけですが、今後3年をメドに定期便活用ができないか可能性を探るようです。

農家の方以外は見えない部分ですが、「収穫した重量野菜の運搬」は、農家にとって手間がかかる行程です。

これは、農家の高齢化や土地の過疎化、消費縮小だけでなく、“少量配送”のコスト負担は以前から続く大きな課題です。

この記事から思うことは、やはり経済的に重要なのは「巨大な物流網の構築」になりますが、結局人々の生活により影響を与えるのは「地場の小規模物流網」であるということですね。

記事にもありますが、「今後採算性や安全性を含め、事業化を検討していく」と書かれています。

これを契機に広がっていってほしいと感じます。