センシンが製油所での点検実験を行いました。

「センシンがENEOS製油所で自動点検の実験 10~15分かかるタンク点検をドローンで5分」

ENEOSが自社の川崎製油所で石油タンクや配管を自動点検する実験をおこないました。センシンの統合管理システムを使って行ったようですが、肉眼で15分程度かかる点検作業が、ドローンを飛ばすことで5分程度でできたとの結果がありました。また、肉眼では難しい配管劣化箇所の特定をサーマルカメラを使うことで自動化できることも分かったようです。

製油所などは危険物を貯蔵している設備があるため、維持には厳重な管理が求められます。特に今回のような浮き屋根式タンクは、危険物液の上に屋根がすきまなく設置され、液体が空気に触れないよう、漏れだすことが無いようにしなければならず、点検は欠かせないものです。

今はタンクの変形や劣化を点検作業員が一機ずつ肉眼で確認していますが、将来的にはドローンと自律システムを連携させて、異常確認を普通にやっているかもしれんですね。