岐阜ドローンスクール吉野です。

先日、岐阜県海津市で行われたレーザー測量の実演会に参加しました。

 

当校でもお世話になっている代理店様からのご案内で知り、レーザー測量の存在は知っていても実際に使用している現場を見たことがないので

見学だけでも可能か伺ったところ、全く問題ないとの回答を頂きましたので参加させていただきました。

 

現地会場

 

周りは田んぼと川が大半を占めており、大型機でも心置きなく飛ばせるような場所でした。

奥の方ではマトリス300がチラチラ見えており何やら入念なチェックを行っておりました。

 

少し離れたところにトータルステーションっぽいものもありましたが、あまり近づくと怒られそうなので離れました。

あとで説明ありましたが、固定局だったみたいです。対空標識なども離れた場所に設置しているとの事でした。

 

 

講習が始まり、まずはレーザー測量のユニット取り付けの説明から。

 

まずユニットを支えるダンパー(ジンバルを取り付ける部分のクッション的なヤツ)がかなりデカいです。

ユニット自体の重量もある為、この部分も変えてあるとの事。

ユニットが取り付けられました の図

 

側面の黒い部分からレーザーが照射されるようです。360°照射しますがドローンで使用する際は下方のみなので全体の4分の1程度を使用する感じです。

真下の俯瞰は見えませんが、カメラが付いています。

そして機体の上にもセンサーを取り付け。。

もう飛ばせます の図。

 

 

基本的には自動航行になります。

ただ、離陸後の機体確認は手動飛行で行っておりました。

機体離陸後、スティック確認をした後 高度50mまで上昇。その後機体を数秒前進したのち横8の字飛行。(イニシャライズというらしいです。)

「あ、免許化の試験で横8の字飛行あったけどこういう時必要なんだ~」と太陽が眩しすぎて目を細めながらそんな事を思いました。

イニシャライズ完了後、自動航行となります。

今回は13分の自動航行でした。基本的には空を眺める時間になります。でも眩しいのでみんなドローンを見るのをやめてました。

そこで気を利かせた担当者様から詳細な説明をしてくださいました。

 

 

無事にフライトは完了し、RTHで着陸。ヘリパッドの上にピタッと着陸しDJIの性能か褒められておりました。

午前はここで解散となり、午後から座学説明会になります。

 

 

土地勘もなく小心者の私はコンビニでお昼を取り、なぜか結構距離がある座学会場へ向かいます。

 

 

先ほどの平野部から少し山に差し掛かった海津市文化会館が会場となります。

座学が始まり、午前中に測量したデータの解析と解説が行われました。

測量に関してほぼ知識が無い私でも何となくわかる内容で、専門用語はよくわかりませんでしたがレーザーと写真測量の違いや

レーザーと照射した対象物の透過の選択など非常に勉強になりました。

 

今後のスクールで説明するのに役立てていきたいと思います。