気象庁から業務委託されたヘキサメディア社の火山調査がニュースリリースされました。
「ヘキサメディア、ドローンで火山調査 草津白根山、阿蘇山、霧島山新燃岳、口永良部島新岳」
不学なため「火山活動調査」という業務があることすら知りませんでしたが、国土交通省が実施する水管理・国土保全の中に「火山噴火対策の調査」というものがあるようです。
(※参考 国土交通省 https://www.mlit.go.jp/river/basic_info/yosan/gaiyou/yosan/h14budget2/p07.html」)
今回、ヘキサメディア社が調査したのは4つの山岳で、火山噴火口を静止画・動画で撮影し、熱赤外線カメラなども利用したようです。
記事に色々な対策と配慮をしたことが書かれていますが、非常に興味深いです。
・火山や地形の特徴、及び天候に注意
・立ち入り禁止エリア外からの調査
・最大高度1,200m、最大距離4km
・火口裏側の電波状況への配慮
・熱赤外線撮影は太陽光を気にして夜間を中心に実施
・飛行行程と高度に合わせたバッテリーマネジメント
・飛行許可のために関係省庁及び事務所と調整
文章にしているだけでも、多くの対策を細かく実施されているのが分かります。
一般の方は普段から活火山の動きなど気にしないことかもしれませんが、有事の際に行政が効率的かつ確実に対策が取らなければなりません。
ドローンがそういった部分に貢献できるならどんどん進めていってほしいです。