公益財団法人日本無線協会の公開講座「第三級陸上無線技術士養成講座」を名古屋にて受講してきました。

 

業務の関係で講師全員ではありませんでしたが、指導内容の向上につながると考え、受講して参りました。

 

「無線技士」という言葉にあまり馴染みがないかと思いますが、実は昨今の人々の生活に深く関わっています。

例えば「携帯電話」。

かなり極端な言い方をしますと、今では子供からお年寄りまで持っている携帯電話は「無線局」であり、それを扱っている皆さんは「無線従事者」に該当する為、電波法の規制対象となっています。

 

たまにテレビや新聞で見聞きする「電波」や「周波数帯」について、皆さんはどの程度知っていますか?また「電波の正しい扱い方」ってご存知でしょうか?

 

電波は公共の財産であり、間違った使い方をすると大規模かつ深刻な問題に繋がります。

 

例えば「テレビ」や「電話」。電波を操作してしまえば、盗聴や報道制限ができてしまいます。

大きな言い方ですが、それを管理監督するのが無線従事者であり、無線技士だと言えます。

 

ドローンの操縦や、運用の仕方にも電波は深く関わっています。何気なくドローンを飛ばしていて、間違った使い方をしてしまう可能性もあります。

 

また、今後ドローンが「通信中継局」としての役割を担う可能性がある為、今回の講習では正しい運用方法の入り口部分を理解することができました。

 

講義内容は「法律」と「無線工学初級」でしたが、専門分野なのでもっともっと深堀する必要があると思います。非常に有意義な時間を過ごせました。

 

座学の内容をより濃くしていこうと思います。講師の皆様、ありがとうございました。